ソーシャルデザイン コミッティ 担当理事 加藤義夫 栗坂秀夫

デザインは社会的課題を解決すべきものとして創造された活動であり、社会とデザインの関係は車の両輪のようなものです。社会にとって、なくてはならないものだといえます。
近年、デザインの対象はモノだけでなくコトへと及び、社会をデザインする方向へと導かれていきました。
モダニズムデザインの父と呼ばれたウィリアム・モリスの時代から、デザインは社会とともにありました。ソーシャルデザインはモダニズムデザインの原点であり、その思考は現代にも生かされています。
芸術文化をデザインし、社会を活性化させるのもソーシャルデザインであり、それは人と人のコミュニケーションによる「まちづくり」の方法です。デザインによる新たな価値観の創造によるライフスタイルの提言だといえます。

2020年 9月26日15:00〜17:00ソーシャルデザイン担当理事 加藤義夫氏担当

当協会理事の加藤義夫氏(美術評論家、宝塚市立文化芸術センター館長、大阪芸術大学客員教授)は文化芸術による街づくりやアートを介した市民相互の交流の場の創造について研究と実践を行っています。リサーチカフェではホットな事例を紹介しながら、文化芸術が街づくりどのように結びつくのか、アートが市民の交流の場の創造にどのように介在するのか、興味深い視点を提供し、参加者の皆さんと交流していきます。

*リサーチカフェZoomURLは追って掲載します。
*リサーチカフェ参加希望者は参加申し込みフォームから参加登録を行ってください。(参加申し込みフォームは追って掲載します)

 

9月26日リモートリサーチカフェ動画ダイジェスト版

 

関連情報

宝塚市立文化芸術センターのオープンが4月19日(日)でしたが、新型コロ大のため延期になりました。併せて「開館記念展:宝塚の祝祭1」も延期となりました。宝塚市立文化芸術センター館長で美術評論家の加藤義夫氏(JDMA理事)が朝日新聞大阪本社版に記事「喜びを届けるアートセンター」を執筆しました。

 

朝日新聞 2020.04.21 
(美術評)特別編コラム 喜び届けるアートセンター
「朝日新聞社に無断で転載することを禁じる」
「承諾番号20-1610」


宝塚ファミリーランド跡地に誕生したアートセンター「宝塚市立文化芸術センター」は、新型コロナウィルスの感染拡大による緊急事態宣言の発令を受け、4月19日(日)のグランドオープンが延期され、オープン日が未定となりました。
つきましては、来館できないお客様に向け、3DビューやVR映像を活用しセンター内部や展覧会をご覧いただくオンライン開館を5月1日(金)10時より公式WEBサイト
にて行っています。

https://takarazuka-arts-center.jp/